介護サービス事業者がホームページを持つことの重要性

そもそもホームページとは、何のためにあり、介護サービス事業者にとってなぜ必要不可欠と言えるのか、簡単にまとめてみました。

介護サービス事業者にとっては営業観点・採用観点の両面からホームページが必要不可欠な時代になっている。

インターネットの普及により、情報収集がインターネットを通じて行われることが当たり前になりました。法人や事業所に関するコーポレートサイトやサービスサイト(以下、「ホームページ」とする)は、チラシやパンフレットと異なり、低コストで大量の情報発信ができ、修正・メンテナンスが簡単であることが特徴です。コーポレートサイト内で問い合わせを受けたり、反響測定(マーケティング)も行ったりすることができます。

さらに近年では、スマートフォンの普及により、インターネットの世界は大きく進化しています。新型コロナウイルス感染症の影響で、訪問による営業活動が難しい今、ホームページは名刺や営業資料の変わりになる重要な資産となります。 ケアマネジャーやご家族が近くにある事業所を見つけ興味を持ったとして、その事業所がどんなサービスを提供しているのか、どんな雰囲気なのかを調べるには、

  1. 実際に訪問してみる
  2. 電話してみる
  3. インターネットで検索してみる

などいずれかの方法を取ると思います。 1や2は「そのあとしつこく営業されたら・・・」「まだ迷っている段階だから問い合わせていいものか?」と考えられる場合もありますが、3に関しては比較的簡単にできることのため、この選択をされるケースが多いようです。

その際に、検索をしてもホームページが結果に表示されなければ、貴重な機会を損失してしまうことになります。 また、採用観点においても、企業や事業所に興味を持ち「応募してみたい」と思った求職者(特に若い層)は確実にホームページを探します。 先述した理由と同様にホームページがないと機会損失につながってしまいますので重要な役割と言えます。 まずは、自社や自事業所をしっかりと紹介するためのホームページを存在させることが重要と言えます。

ホームページを持つということは、ホームページに持たせる役割を考え、そのために必要なメッセージを考えることになります。 法人としての「理念」などがまだない場合は、このタイミングでしっかり考えることができます。「理念」や目指している姿などを改めて文字にすることで、再認識するよい機会にもなるのです。

ホームページは更新することが重要

ホームページを持つうえで重要な観点として忘れないでいただきたいのは、他社よりも立派なホームページや多様な動きのある工夫されたホームページを持つ必要はないということです。 ホームページは作成しただけではなく常に更新させていくことが重要です。 例えば、空き状況などがまったく更新されていなければ、これもまた機会損失につながってしまいます。

ホームページを定期的に更新させていくためには、社内で更新を行う場合は更新日や更新者などを決めてルーティンで対応していくことが重要になります。 そのほか、ホームページを更新するのではなく、SNSなどをリンクさせておいて日々投稿していくというやり方もあります。法人や事業所の目指す方向性などを考慮したうえで、それぞれにフィットする方法を探してみてください。

最近では、ホームページサービスは多岐にわたっています。また補助金を活用することができる場合がありますので、情報収集をしながら検討していくことをおすすめします。

検討の上で分からないことなどがあればお気軽にお問い合わせください

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