こんにちは。株式会社COCOiROの田村です。
「ホームページをリニューアルしたいから、完璧なものを作って納品してほしい」
お客様からこうしたご要望をいただくことがあります。
「せっかくお金をかけるのだから、100点満点の状態でスタートしたい」というお気持ち、とてもよく分かります。
しかし、Web制作においては「最初から100点(完成形)を目指すこと」こそが、一番の失敗要因だったりします。
私は現在、COCOiROの代表を務める傍ら、IT企業でSaaS(クラウドサービス)の「プロダクトマネージャー」としても活動しています。
今日は、IT開発の最前線にいるからこそ分かる「失敗しないWeb活用の鉄則」についてお話しします。
「公開日」はゴールではなく、スタート地点
多くの方は、ホームページが完成し、公開された日を「ゴール」としてお祝いします。
ですが、Webの世界では公開日が「Day1(最初の一日目)」に過ぎません。
私たちが普段開発しているソフトウェアには、「完成」という概念がありません。
スマホアプリを想像してみてください。頻繁に「アップデート」のお知らせが来ますよね?
あれは、「一度リリースしたものを、使い手の声を聞きながらもっと良くし続けている」からです。
もしアプリが一度作って終わりだったら、すぐに使い物にならなくなってしまいます。
ホームページもこれと同じです。
机上の空論で100点を目指して何ヶ月も悩むよりも、まずは世に出して、反応を見ながら育てていく。
この「プロセス」こそが、結果を出すための最短ルートなのです。
目指すべきは「80点 + OPS」の黄金比
「じゃあ、未完成の適当なサイトでいいの?」と言われると、そうではありません。
プロとして、デザインやセキュリティなどの「基礎品質」は担保する必要があります。
私が推奨しているのは、この考え方です。
「80点」でスタートする理由
まずは、誰が見ても恥ずかしくないクオリティ(80点)まではしっかり作り込みます。
しかし、残りの20点(細部のこだわりやキャッチコピーの微調整)は、あえて「余白」として残しておきます。
なぜなら、市場や求職者の反応は生き物だからです。実際に公開してみないと、何が響くかは分かりません。
鍵を握るのは「OPS(運用)」
IT業界では、サービスを動かし続けることを「OPS(Operations:オプス)」と呼びます。
Webサイトは、作っただけではただの箱です。
- ✔ 求職者の反応を見て、採用ページの言葉を変える
- ✔ 施設のイベントに合わせて、トップ写真を差し替える
- ✔ 良く読まれているブログ記事に関連リンクを貼る
この「OPS(運用の工夫)」を積み重ねることで初めて、そのサイトは「人が集まる魅力的な場所(100点以上の価値)」へと進化していくのです。
だから、「月額プラン」を作りました
「ホームページは作って終わりじゃない」
「OPS(運用)こそが命である」
そう頭では分かっていても、通常の制作会社は「納品したらさようなら」が一般的です。
実は、私自身にも苦い経験があります。
過去に100万円ほどかけて、デザインの凝った立派なホームページを作ってもらったことがありました。
しかし、完成後に「日々の更新や運用も相談したい」と伝えたところ、「それは保守費用として月額2万円かかります(修正費は別途見積もりです)」と言われてしまったのです。
「えっ、あんなに高いお金を払ったのに、運用してもらうには更にお金がかかるの…?」
作ることと、育てることは別料金。これが制作業界の常識だったのです。
その時、「これでは予算のない中小企業はWebを活用しきれない」と強く感じました。
だからこそ、COCOiROは「TSUKIGIME(月額定額プラン)」というサービスを作りました。
OPS(運用)まで伴走するパートナー
初期費用を抑えて「80点」でスタートし、浮いたコストを月々の「OPS(運用)」に回す。
日々のちょっとした修正や改善を、追加費用なしで、チャット一本で依頼できる。
これが、これからの時代の「賢いWeb活用」のニュースタンダードだと確信しています。
「最初から完璧じゃなくていい」
そう思うと、少し肩の荷が下りませんか?
まずは小さく始めて、私たちと一緒に「OPS」を回しながら、理想の形に育てていきましょう。
田村 恵
月額で「育てる」Web制作プラン
