こんにちは。株式会社COCOiROの田村です。
介護現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)というと、何を思い浮かべますか?
「高い介護ソフトを入れること?」「タブレットを配ること?」
もちろんそれも大事ですが、COCOiROが推奨しているのは、もっと身近で、でも劇的に業務が変わる「Slack(スラック)× Notion(ノーション)」の活用です。
今日は、実際に私たちがクライアント様(そして自社)で実践している、この2つのツールを連携させた「自動化」と「透明化」の事例をご紹介します。
実践①:お問い合わせ&応募対応の完全自動化
ホームページのお問い合わせフォームや採用のエントリーフォーム、メールで届いて終わりになっていませんか?
「メールを見逃して対応が遅れた」「誰が返信したか分からない」といったトラブルは、ツールの連携でゼロにできます。
特に介護事業所にとって致命的なのが、「求職者からの応募メール見逃し」です。
採用はスピード勝負。「連絡が遅いから他に行こう」と思われてしまっては、せっかくの応募が台無しです。
私たちは、ホームページとNotion、Slackを裏側でつなぐことで、こんな仕組みを作っています。
▼ 自動連携 ▼ 📝 Notionの管理台帳に自動で登録される
(応募者のステータス管理もここで完結!)
▼ 自動通知 ▼ 🔔 Slackのスマホアプリに「応募来たよ!」と即時通知
これなら、外出中でもSlackの通知ですぐに気付けます。
さらに、対応状況(未対応・面接調整中・採用など)をNotionのボタン一つで管理できるので、「あれ、この応募者さん連絡したっけ?」という確認の手間もなくなります。
実践②:社長の動きを「透明化」する
もう一つ、私がこだわっているのが「経営の透明化」です。
スタッフから見て、社長や管理者の動きが「ブラックボックス(何をしているか分からない状態)」になるのは良くありません。
「あの人、事務所でパソコン見てるけど、遊んでるんじゃない?」と思われたら、組織の信頼関係は崩れてしまいます。
Notionでタスクを「丸見え」に
そこで活用するのが、Notionのタスク管理ボードです。
ここでは、スタッフのタスクだけでなく、社長や管理者のタスクも全てオープンにします。
- ✔ 今、誰がどれくらいの仕事を抱えているか?
- ✔ 社長は今、銀行との折衝や採用活動に動いているんだな
- ✔ このプロジェクトはここまで進んでいるんだな
これらが可視化されることで、お互いの頑張りが見え、「今は忙しそうだから、相談は午後にしよう」といった配慮も自然と生まれるようになります。
ツールは「つなぐ」ことで真価を発揮する
単に「Slackを入れました」「Notionを使っています」というだけでは、効果は半減してしまいます。
これらをパズルのように組み合わせ、自社の業務フローに合わせて設計することで初めて、組織は変わり始めます。
DXは「文化」を作る活動
・情報の抜け漏れをなくす(信頼)
・誰が何をしているか分かる(透明性)
・無駄な作業を減らす(効率)
COCOiROでは、ただツールを導入するだけでなく、こうした「連携設定」や「運用ルールの策定」まで丸ごとサポートしています。
「うちも情報を整理して、風通しの良い組織にしたい」
そうお考えの経営者様、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの会社にぴったりの「仕組み」を一緒に作りましょう。
田村 恵
ツールの導入から定着まで伴走します
