報告書、契約書、記名済みの同意書——介護・福祉の現場は、とにかく書類が多い。「整理しなきゃ」と思いながら後回しになっている書類の山を、Googleドライブでの一元保存と管理表の見える化でどう解消するか。COCOiROの支援の形を紹介します。
Problem
書類の悩みは、だいたい3つに分かれる
「書類を整理・保管してくれる事務員さんがいてくれたら」——介護・福祉の事業所を支援する中で、本当によく聞く言葉です。訪問看護なら指示書・計画書・報告書、通所介護なら通所介護計画書や契約書・重要事項説明書、居宅介護支援ならケアプランやモニタリング記録。サービス種別が違っても、「サインをもらった紙が日々増え続ける」という構図は共通しています。とくに立ち上げ期や人の入れ替わりのタイミングでは、代表者や管理者自身が深夜まで書類と向き合っていることも珍しくありません。
現場で聞く書類の悩みを整理すると、おおよそ次の3つに集約されます。
- どこにあるか分からない——報告書は棚のファイル、契約書は引き出し、記録はパソコンの中。保管場所がバラバラで、必要なときに探し回る
- 揃っているか分からない——利用者様ごとに必要な書類が揃っているのか、サインをもらい忘れていないか。全体を見渡せる一覧がなく、運営指導の前に慌てる
- 整理する時間がない——仕組みを作れば解決すると分かっていても、日々のケアと請求業務に追われて手が回らない
What To Do
Googleドライブに一元保存し、チェックは任せる
COCOiROが提供しているのは、次のような形です。紙のファイリングや倉庫での保管といった物理的な作業は行いません。書類はすべてデータにして、Googleドライブの中で整理・保管します。
Googleドライブに保管の置き場を作る
利用者様ごと・書類種別ごとのフォルダ構成を設計し、スキャンした書類データの置き場所を「迷わない」形にします。ファイル名の付け方もルール化するので、あとから検索で一発で見つかります。退職者が出ても引き継げる共有ドライブでの設計が基本です。
スプレッドシートで管理表を作る
利用者様ごと・書類ごとに「提出済み/未提出」「サインの有無」「ドライブ内の格納先」が一目で分かる一覧表を、事業所の運用に合わせて構築します。
抜け漏れチェックと格納はCOCOiROが行う
現場にやってもらうのは、書類を複合機やスマホでスキャンして所定のフォルダに入れることだけ。ファイル名の整理、正しい場所への格納、管理表の更新、未提出書類の確認はCOCOiRO側で定期的に行い、「この書類が揃っていません」と知らせます。
さらに一歩進めて、データ入力や書類作成といった事務作業そのものを事務代行(BPO)として任せることもできます。実際にCOCOiROでは、訪問看護事業所の利用者請求業務をまるごと受託し、業務フローの整備から日々の実務まで担っています。詳しくは利用者請求業務をまるごと受託した事例記事をご覧ください。
Is It OK?
「紙で残さなくて大丈夫?」——制度上も問題ありません
「データだけで保管して、運営指導のときに大丈夫?」という心配をよく聞きますが、結論から言うと問題ありません。介護サービスの運営基準(厚生省令)には電磁的記録に関する規定があり、事業者に作成・保存が求められる記録は、書面に代えて電磁的記録(データ)で行えることが定められています。
さらに、厚生労働省の「介護保険施設等運営指導マニュアル」では、書面に代えて電磁的記録で管理されている場合は運営指導の際もディスプレイ上で内容を確認することとし、別途印刷した書類の準備や提出は求めない、という方針が自治体向けに示されています。つまり「指導のために紙で二重管理しておく」必要はないということです。
参考(いずれも厚生労働省)
- 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準(平成11年厚生省令第37号)——電磁的記録による作成・保存を認める規定(雑則)
- 介護保険施設等運営指導マニュアル(令和4年3月・老健局介護保険指導室)——電磁的記録はディスプレイ上で確認、印刷書類の準備・提出は求めない
なお、記録の保存年限(原則は完結の日から2年、自治体条例で5年等の場合あり)は電子でも紙でも同じです。フォルダ設計の段階で年度・完結日が分かる形にしておけば、保存期間の管理もドライブ上で完結します。
Price
気になる費用は?
たとえば「Googleワークスペースの管理・運用」と「事務代行」を組み合わせた場合、月々30,000円(税抜)が目安です。事業所に事務員をひとり雇うことを考えれば、その一部の業務を月々この金額で外に出せる、という感覚に近いと思います。
組み合わせ次第で金額は変わるので、料金シミュレーターで確認してみてください。以下のリンクは、Google管理+事務代行を選んだ状態で開きます。
Summary
まとめ
書類管理の仕組み化は、単なる時短ではありません。書類まわりに取られていた時間を取り戻したことで、担当する利用者様を増やせているケアマネジャーの方もいますし、訪問や送迎の合間の「探す時間」がなくなるだけでも現場の消耗は大きく減ります。書類の整理・保管は売上を生みませんが、そこから解放された時間は売上を生みます。
「うちの場合はどうなる?」という段階で構いません。現状の書類の持ち方を聞かせてもらえれば、無理のない形を一緒に考えます。
「書類がどこにあるか分からない」
「整理したいけど手が回らない」
そういった相談、気軽にどうぞ。
