こんにちは。株式会社COCOiROの田村です。
「ChatGPT便利だよね!議事録の要約とかに使ってるよ」
最近、介護現場の経営者様からもそんな声を聞くようになりました。
業務効率化の意識、素晴らしいです!
…ですが、ちょっと待ってください。
そのAIに入力しているデータ、「AIの学習」に使われてしまっていませんか?
今日は、業務で生成AIを使うなら絶対に知っておくべき「セキュリティの話」と、COCOiROが推奨する最強のAI活用環境についてお話しします。
「無料のAI」に潜む情報漏洩リスク
多くの無料版の生成AIサービスは、規約上、入力されたデータを「AIを賢くするための学習データ」として利用することがあります。
・利用者様の個人名が入ったケース記録を要約させる
・社外秘の経営会議の音声を文字起こしさせる
・未発表の新規事業の企画案を相談する
もし学習に使われてしまうと、最悪の場合、全く関係のない他社のAIの回答として、あなたの会社の機密情報が表示されてしまうリスクがあるのです。
業務で使うなら、「こちらのデータは学習には使いません」と明記されている有料の法人プランを使うのが鉄則です。
組織で使うなら「Gemini for Google Workspace」一択
では、どのAIを使えばいいのか。
COCOiROが自信を持っておすすめするのは、Googleが提供する企業向けAI「Gemini(ジェミニ)」です。
特に、Google Workspace(法人版)と連携させたGeminiは、セキュリティ面で「入力データを学習に使わない」と明言されており、安心して業務利用できます。
そして何よりすごいのが、「Googleの他のアプリとの連携力」です。
ここがすごい!Geminiの推しポイント3選
例えば、「新人研修のカリキュラムを考えて」と相談して構成を作り、そのままGoogleスライド上で「この内容でスライドの画像を作って」と指示が出せます。
アプリを行き来せず、ブラウザひとつで資料作成が完結するのはGoogleならではの強みです。
Googleドライブ内の膨大な資料の中から、「先月の〇〇会議の議事録を要約して」「介護報酬改定に関する資料を探して」と聞くだけで、Geminiが瞬時に見つけ出して答えてくれます。
これは他社のAIには真似できない機能です。
Google MeetでWeb会議をする際、Geminiが勝手に議事録を取ってくれます。
「遅れて参加したけど、今のところどんな話になってる?」と聞けば、途中経過を教えてくれる機能まであります。
安全な環境で、AIを「優秀な秘書」にする
「AIは怖いから禁止」にしてしまうのは簡単です。
しかし、人口減少が進む介護業界において、AIという強力な武器を使わない手はありません。
大切なのは、「安全な道具を選び、正しく使うこと」です。
COCOiROからのご提案
私たちはGoogle Workspaceの導入から、Geminiを活用した業務フローの設計までサポートしています。
「うちは無料のGmailしか使ってないけど大丈夫?」
「AIを使って記録業務を半減させたい」
そんなご相談も大歓迎です。セキュリティを守りながら、AIを使いこなす組織に変わりましょう。
田村 恵
安全なAI導入とGoogle活用もサポート

