不正アクセスによる大量の個人情報の流出が相次いでいることを受け、古川デジタル相が10月6日の閣議後の記者会見で、個人や事業者に基本的な安全対策の徹底を呼びかけました(CBnews、10月6日付)。パスワードの使い回しをしない、多要素認証を導入する、不審なメールやSNSに注意する、といった内容です。利用者さんの情報を扱う介護事業所でも、他人事ではありません。この記事では、今日から始められる手順をまとめます。
01呼びかけられた3つの基本対策
- パスワードの使い回しをしない
- 多要素認証(パスワードに加えて、もう一つの確認を行う仕組み)を導入する
- 不審なメールやSNSに注意する
特別なことではなく、基本の徹底が呼びかけられています。
02介護事業所で起きやすい「穴」
- 複数の職員で、一つのアカウントを共有している
- サービスごとに、同じパスワードを使い回している
- 退職した職員のアカウントが、残ったままになっている
- パスワードを、紙や付箋に書いて貼っている
利用者さんの情報を扱う事業所では、こうした小さな「穴」を減らしておくことが、情報を守る土台になります。
03今日からできる手順
- 使っているアカウントを書き出すメール、Googleアカウント、記録ソフト、請求ソフトなど、事業所で使っているものと、使っている人を一覧にします。
- 多要素認証を設定する設定できるサービスから、順に多要素認証をオンにします。まずは管理者のアカウントと、利用者さんの情報に触れられるアカウントから始めます。
- パスワードの使い回しをやめるサービスごとに別のパスワードにします。覚えきれない場合は、パスワード管理の仕組みを使う方法もあります。
- 共有アカウントと不要なアカウントを整理する一人一アカウントを基本にし、退職や異動があった職員のアカウントは速やかに止めます。
設定の画面や手順はサービスごとに異なります。各サービスの案内を確認しながら進めてください。
04ルールを決めて、続ける
一度設定して終わりにせず、アカウントを追加するときや職員が替わるときの手順を、ルールとして残しておくことが大切です。誰が管理し、いつ見直すのかを決めておくと、続けやすくなります。
05COCOiROにできること
COCOiROでは、Googleアカウントの管理や2段階認証の設定をお手伝いするGoogle Workspace活用サポート、情報の置き場所や権限の考え方を整理するNotion基盤の構築に対応しています。事業所の状況に合わせて、無理のない進め方を一緒に考えます。
アカウント管理や、情報を守る仕組みづくりを相談したい方へ
どこから手をつけるか迷う段階でも大丈夫です。現状をお聞かせください。



