厚生労働省が2026年9月29日に公表した2026年版厚生労働白書は、医療・介護現場のICTなどのテクノロジーについて、現場の主体的な工夫と一体になって初めて成果を発揮すると整理しました(CBnews、9月29日付)。既存の業務にただ「加える」のではなく、業務の進め方や役割分担そのものを見直すことが大切だという考え方です。この記事では、ツールを入れる前に見直したいことを整理します。
01白書が整理したこと
同記事によると、白書は、医療・介護の現場でのICTなどのテクノロジーは、現場の主体的な工夫とあわせて初めて成果が出ると整理しています。
既存の業務に単に「加える」のではなく、業務の進め方や役割分担を見直し、人が担う業務を見極めることが重要だとしています。
02「加える」だけでは、なぜ成果が出にくいのか
新しいツールを入れても、これまでの手順や紙の書類が残ったままだと、現場は「やることが増えた」と感じやすくなります。ツールが活きるかどうかは、業務の進め方との組み合わせで決まります。
- 同じ内容を、紙とシステムの両方に入力している
- 誰が何を確認するかが決まっていない
- ツールの使い方が、人によってバラバラになっている
- 入れたまま、使われていない機能がある
03導入の前に、見直したいこと
- 今の業務を書き出す誰が、何を、どの順番で行っているかを、流れとして書き出します。
- 人が担う業務を見極める人の判断が必要な部分と、仕組みに任せられる部分を分けます。
- 役割分担を決める誰がどのツールを使い、誰が確認するのかを決めておきます。
- 決めた手順を、見える形で残す担当が替わっても同じように動けるよう、手順を共有します。
どの業務を人が担うかは、事業所の状況や利用者さんのご事情によって異なります。
04小さく始めて、見直しながら続ける
すべてを一度に変える必要はありません。まずは一つの業務で、流れの見直しとツールの活用を試し、うまくいった形を広げていくと、現場の負担を抑えられます。
05COCOiROにできること
COCOiROでは、業務の流れや手順を整理して残すNotion基盤の構築、Google Workspaceを使った共有の仕組みづくり、一部の事務を引き受ける事務代行(BPO)に対応しています。ツールを入れる前の「業務の整理」から、一緒に考えます。
ツール導入の前に、業務の整理から始めたい方へ
何を整理すればよいか分からない段階でも大丈夫です。現状をお聞かせください。



